梅雨入り前の５月２９日（木）から３０日（金）にかけて新潟の松之山温泉ツアーが開催されました。１２名の会員が参加、それぞれ自家用車や新幹線を利用して越後湯沢駅に集合、一路魚沼市の西福寺へと向かいました。西福寺の開山堂では幕末の名匠、石川雲蝶の彫刻、絵画、漆喰細工の見事な技を堪能しました。
　松代駅前で凌雲閣の女将・島田美智子さんが出迎えていただき、一行は星峠の棚田へ。美しい棚田の風景を見ながら米価の話題なども、そして目的地、松之山温泉の凌雲閣に到着しました。
　凌雲閣は日本秘湯の会にその名を連ねる名湯でこの地特有の香りが特徴。熱めの湯に疲れを癒やし、新潟の銘酒と絶品料理で懇親会。二次会では浅見さんのギターに合わせて懐かしの歌を大合唱するなど時間が経つのも忘れて大変な盛り上がりでした。
　二日目は十日町市の博物館へ。島田女将はなんと十日町市の縄文検定上級の資格を保有。国宝・火炎土器をはじめ縄文土器についての丁寧な説明に皆真剣な表情で聞き入っていました。
　昼食は名物「へぎ蕎麦」、最後に十日町市の物産館に立ち寄って解散。新潟を新たな視点で知ることが出来た充実の二日間でした。　宮田 記　　　* 開催案内